こんにちは、四柱推命鑑定士の潤葉です。
今日は四柱推命の鑑定法の一つである「日柱看法」についてお話しします。
日柱看法とは?
四柱推命では、生年月日時から導き出される「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」という4つの柱を基に鑑定を行います。中でも「日柱」は特別な意味を持ち、その人の本質や内面性を表す重要な指標となります。
日干(にっかん)- あなたの本質
四柱推命では常に「日干」を核として鑑定を進めていきます。この日干のポジションにある十干は、自分自身を表す主となる星という意味で「日主(にっしゅ)」と呼ばれています。
これはつまり、あなたの本質や核となる部分を表しているのです。
夫妻宮(ふさいきゅう)- あなたの内面世界
そして、この「日主」に最も近い位置にある十二支を「夫妻宮」と呼びます。これはあなたの内面の深い部分や、身近な人だけに見せる素顔を表しています。
日干と夫妻宮の組み合わせ、つまり日柱の六十干支は、人間が持ちうる「60通りの内面世界」と言っても過言ではないのです。
日柱看法の限界と価値
もちろん、日柱だけでは、その人の生き方や全般的な運勢傾向まで完全に把握することはできません。四柱推命は四柱全体のバランスで判断するものだからです。
しかし、日柱看法によって、その人の内面性の基本情報を素早く読み解くことができます。これは鑑定の第一歩として、そして自己理解の糸口として、非常に価値のあるアプローチなのです。